Words472007/11/10 13:01

もう秋もだいぶ深まってきました. 博論に入れる結果を形にするのに苦労してます... またしばらく更新に間が空くと思います.


赤く 色づいた
名も無き あなたの想いの

ひとつ またひとつが
散ってゆく さまを

私は 目に焼き付けた


風に 吹かれて
千々に乱れた あなたの哀しみが

とめどもなく 降り積もり
足元で朽ちてゆく さまを

私は 心に刻んだ


どの 一葉も

命をもって 生まれ
運命に 従い
あなたを飾る 魂となった


消えゆくまえに 永遠に失われぬよう
私はそれらを 記憶に留めた