Words392007/07/07 04:43

ここ最近, 指輪物語を読み返してます. 現在, 「王の帰還」の上を読み終わったところ. 最初に読んだのは修論書いてる頃だったように思います. つらくなってくると読みたくなります. でも, 他のことに手が回らなくなる...


私は おまえを語る言葉を
知らない


テイルランプの 赤い光が
夜を掻い潜り

車窓を濡らす 雨滴を
真新しい 血のように照らす


私はかつて おまえを
夜に舞う 蝶に喩えただろうか

だが 今は

希望とも 絶望ともつかぬ輝きが
おまえに 満ち

形容しがたい 感情が
私に 涙させる


何がそうさせたかも 分からないまま
ただ一つ 私に理解できたこと

私は おまえを語る言葉を
知らない

今も そしてこれからも


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